不燃

 

 

書くのは、

帰路、

スマホ

       が多い。

 

ある人が食事、ある人がアルコール、ある人が仲間との時間、ある人が恋人との時間、言い換えれば現実逃避、酩酊、没入、幸福感。

それができない、制限をかけられている、いろんな理由によって。

だから私は書く。

 

声がうまく出せない時がある。

そんな時は音を聴く。

音が好きなのに(それは音楽や声のふるえ)、音すら聴けない時があり、その時には書く。

画面上のテキストは音ではないから聴覚に突き刺さらない。

 

視覚に光が突き刺さったら、もうできることはないので、あきらめて眠る。

 

燃えないごみの日はいつだろう。

 

何にも分別できない、不自由な創造性が、頭の中をめぐる。